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1.2.1 情報の収集と編集

ローカルCICの(例えば情報課の)情報入手と編集のプロセスを現状の技術レベルにおいて内容をまとめると表1.2.1のとおりである。

表1.2.1 情報の収集と編集

1) 情報の入力

気象データやレーダー信号は、当然自動入力が可能である。文書による情報入力は、フォーマットを定めFAX等で極力自動入力が可能となるようにしているが、フォーマット外の情報は、運用者の手入力となる。

2) 情報の編集

気象データから、船舶気象通報放送文、FAXサービス原稿、インターネット原稿の作成は、完全に自動化されているが、運用者による情報内容の確認は必要である。

その他の情報の編集は、原則的には運用者によるコンピュータディスプレイ上の編集作業となる。

情報の更新を全てにわたり常時行うのであれば、運用者は24時間体制の勤務となる。

3) 情報の出力

編集の完了した情報は、放送、テレホンサービス、FAXサービス及びインターネットサービスのサーバに自動的に配信される。

放送やテレホンサービスの放送原稿は、音声合成装置により自動的に音声に変換され送り出される。

4) その他

FAXや電子メールにより利用者から寄せられる、照会、要望、意見等の回答及び

 

 

 

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